就職や転職は生活の基盤です。希望通りの就職ができない、あるいは転職がうまくいかない場合、心身にストラスがたまり、経済的にも苦しくなって生活自体が破たんしてしまうこともめずらしくありません。反面、希望の仕事に苦労せず就いたり、転職に成功して、夢と希望に燃えて新たな職場で頑張る人もいるのは事実です。就職や転職に成功する人と、失敗する人は何が違うのか。能力的な差ばかりではないような気がします。就職・転職情報をうまく活用できなかったり、転職サイトや転職を支援するコンサルタントが利用できるにも関わらず、最初からあきらめていたり、うまく希望の仕事に就けない人にはそれなりの原因があるのかもしれません。求人情報は最近では紙媒体以外でも、ハローワークのインタネット版により手軽に探せるようになりましたが、それだけで満足していてはチャンスをみすみす逃しているようなものです。転職フェアを利用するのもいいでしょうし、求人情報を得る手段はいくらでもあります。また就職・転職に関する世間の動きを敏感に察知することも大切ですね。




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転職にはキャリアの棚卸しが必要不可欠。

転職を成功させるためのキーワードはいくつかありますが、その中でも特に重要なのが
キャリアの棚卸しです。

現在に至るまでの職務経歴を洗い出し、自分の歩んできた方向性や担当職務における
発揮能力、習得スキルを再確認することにより、将来自分が何をしたいのか、どのように
自分自身を成長させたいのかがはっきり見えてきます。
また、自分の強みや弱点を認識することにより、企業の求める人材像と自分のキャリア
が見合っているかどうかの判断もできます。

転職では即戦力を求められることが多く、採用されても期待される能力や実力を十分に
発揮できないと、希望とはかけ離れた処遇に甘んじる結果となります。最悪の場合は、
即解雇ということもあり得るわけです。

キャリアの棚卸しでは、自分自身を客観的に見つめ、できるだけ具体的に書き出すこと
が大事です。
自分のやりやすい方法や書式で書き出せばいいのですが、一般的には担当した職種ごと
に、次のような手順で書き出すと、スムーズにキャリアの棚卸しができるでしょう。

   ①いつ、どのような職務を担当したか。
   ②その職務の設定目標と成果はどうであったか。1つひとつできるだけ具体的に。
   ③その成果をもたらした主な要因は何か。
   ④その職務における成功事例と失敗事例は何か。
   ⑤その職務ではどのようなスキルが必要とされたのか。
   ⑥新たに習得したスキルは何か、あるいは習得しようとしたスキルは何か。
   ⑦自己評価はどうであったか、他者からの評価はどうであったか。
   ⑧その職務の満足度はどうであったか。
   ⑨その職務で苦労した点は何か。
   ⑩その職務全般を通じて、アピールできるポイントは何か。

キャリアの棚卸しは、単に職務経験の推移を振り返るだけではなく、自分の人生観や
仕事の価値観の推移を振り返ることにもなります。
自分自身を深く掘り下げずに安易に転職すると、後悔する危険性が高くなるでしょう。
転職に成功するというのは、再就職が決まった段階をいうのではなく、その仕事に対して
心から満足感を得ることができた状態をいうのではないでしょうか。

転職を成功に導くために、まずはキャリアの棚卸しをされてはいかがですか。

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