就職や転職は生活の基盤です。希望通りの就職ができない、あるいは転職がうまくいかない場合、心身にストラスがたまり、経済的にも苦しくなって生活自体が破たんしてしまうこともめずらしくありません。反面、希望の仕事に苦労せず就いたり、転職に成功して、夢と希望に燃えて新たな職場で頑張る人もいるのは事実です。就職や転職に成功する人と、失敗する人は何が違うのか。能力的な差ばかりではないような気がします。就職・転職情報をうまく活用できなかったり、転職サイトや転職を支援するコンサルタントが利用できるにも関わらず、最初からあきらめていたり、うまく希望の仕事に就けない人にはそれなりの原因があるのかもしれません。求人情報は最近では紙媒体以外でも、ハローワークのインタネット版により手軽に探せるようになりましたが、それだけで満足していてはチャンスをみすみす逃しているようなものです。転職フェアを利用するのもいいでしょうし、求人情報を得る手段はいくらでもあります。また就職・転職に関する世間の動きを敏感に察知することも大切ですね。




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雇用形態の基礎知識

就職・転職に成功するためには、まず雇用形態を理解することが大事です。
一般企業で働く場合の雇用形態としては、大きく分けて「正社員」「契約社員」
「派遣社員」の3つに分類できます。
何となく分かっている人は多いようですが、実際のところ、どこまで理解して
いるでしょうか。

それぞれの雇用形態を簡単に説明すると、次のようになります。

1.正社員
  フルタイム勤務で企業と期限のない雇用契約を結んだ従業員。
  固定給で昇給、賞与がある場合がほとんど。福利厚生面も他の雇用形態に比べて充実
  しており、解雇にも一定の条件が必要となるため、安定した雇用が期待できる。
  企業の将来を担う人材として正社員を募集することが多い。

2.契約社員
  法律上の明確な定義はなく、各企業により契約社員のとらえ方が異なる。
  一般的には正社員と異なる雇用契約を結び、雇用期間が限定されている。
  給料は成果給や年俸制で支払われる場合が多く、賞与がないケースがほとんど。
  期間限定の雇用契約であるため、専門スキルを持っている者にとっては多くの企業で
  経験を積み重ねることにより、キャリアアップを目指すことが出来る。給料も正社員
  より高めに設定している企業もある。
  反面、専門スキルを持っていない者にとっては雇用期間終了後の再就職が希望通りに
  いかないこともあり、また正社員よりも給料が低く抑えられているのが通例であること
  から、収入面での不安が残る一面もある。
  福利厚生面も正社員ほど充実していない場合が多く、企業が人的コストを抑制する
  ために契約社員を募集するケースが目立ってきている。

3.派遣社員
  労働者派遣法に基づいて派遣会社から人材を必要とする各企業に派遣される社員。
  正社員や契約社員が直接雇用される会社と雇用契約を結ぶのに対し、派遣社員は
  派遣会社と雇用契約を結ぶ。
  業務の直接指示は派遣先の企業から受けるが、勤務時間に基づく給料は派遣会社から
  支払われる。給料は時間給で計算され、賞与がない場合がほとんど。
  仕事の有無は派遣会社次第であるため、1つの派遣業務が終了した後に連続して仕事
  が入るとは限らないため、収入面の不安が残る。福利厚生面はまず期待できないと
  思って間違いない。

各企業は人件費の増加や固定化を避けるため、正社員の採用枠を少なくして契約社員や
派遣社員の採用行う傾向が強まってきています。
正社員だけにこだわっていると、なかなか就職・転職に成功しないということもあります。
それぞれの雇用形態を正しく理解した上で、状況によっては正社員以外にチャレンジする
のも選択肢のひとつでしょう。

正社員以外で就職・転職する場合は、提示される雇用契約条件を充分に把握し、納得した
上で入社を決めることが成功の秘訣です。

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