新入社員の意識調査 早期転職に抵抗感なし
新入社員の4割は、就職先を最初から辞めるつもりで入社している。
こんなニュースが流れてくるのも、やはり超売り手市場の影響なのかもしれません。
これは、民間の人材サービス会社シェイクが、今年の9月に、入手半年後の新入社員を対象に実施した調査で明らかになったものです。
しかも、新入社員の、ほぼ3割が3年以内の転職に抵抗感を持っていないというのですから、おどろきですね。
調査結果は、入社して半年が経った新入社員409人(男性206人、女性203人)から回答を得たもので、人数的にはそれほど多くないため、この数値が新入社員全体にどれほど当てはまるかはわかりませんが、最近の傾向はよく表わしていると思います。
転職の理由としては、「仕事を通じて成長しているという実感をもてていない」が51.9%、「やりたい仕事ができない」が48.1%、「上司の指示、指導方法が不満」40.4%という順。
でも、どうなんでしょうか、転職してこれらの不満が本当に解消できるのかどうか、はなはだ疑問です。
就職氷河期を体験した人にとってはこの現状は信じがたいものであると思います。
内定を出しても、辞退する人が多いことから、企業サイドがどうしても採用に甘くなってしまう傾向がありますから、転職も簡単だと考えてしまうんでしょうね。
しかし、転職して状況が改善されるとは少なく、転職を繰り返す可能性が高くなります。
今から就職活動を始める人に一言。
就職しやすいときだからこそ、自分自身を見つめ直し、本当にどんな仕事をしたいのか、どのような業種を希望しているのか、しっかりと考えて、悔いのない就職活動をして欲しいですね。
状況に甘えていては、状況が一変したときにあわててしまいます。
就職のハードルが低くなっているからと、名前だけで企業を選ぶのではなく、本当に満足できる会社に就職することが大事なのではないでしょうか。