改正雇用対策法採用時年齢制限禁止の中高年転職実情
改正雇用対策法により採用時における年齢制限が禁止されたのは昨年の10月のこと。
まだそれほど前のことではないので、記憶に新しいところですが、実際にこの法律により
中高年は恩恵を受けているのでしょうか。
仕事のスキルや知識は十分に持ち備えているのに、何度応募しても書類選考でボツに
なってしまい、応募先が実に30社を超えたという人の話がOh my Newsに掲載されて
います。
真剣に考えさせられる問題ですね。
私もハローワークに足を運んだことがありますが、いつ行っても、たくさんの中高年の方が
熱心にパソコンに向かって求人情報を検索しています。
希望先が見つかった人は窓口で相談し、応募をしているわけですが、おそらく書類選考の
壁を突破できない方がたくさんいるのではないでしょうか。
年齢制限の撤廃は見せかけでは何の意味もないですね。
どうしても中高年の採用を考えていないのであれば、その意思表示をしてもらった方が
かえって応募する手間が省けるというもの。
こんなことを考えてしまうのは私だけなのでしょうか。
私は長年人事採用に携わってきました。
中高年だから能力が劣っているということは決してないと思います。
かえって経験豊富ですから、上手く配置を考えれば、すごく能力を発揮していただく
ことができるわけです。
年齢だけを見ているというのは少し残念ですね。
企業の採用担当者の方は、この改正雇用対策法の趣旨をもう一度考えてみては
いかがでしょうか。